マンキュー経済学Ⅰ(ミクロ編) – 5章 – 理解度確認テスト8
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問い
一定量の財が利用可能であり、さらにそれ以上は作られない場合、供給の価格弾力性はどのようになるか。
答え
この場合、供給の価格弾力性は ゼロ になります。
つまり、供給は 完全に非弾力的 です。
$$
\text{供給の価格弾力性}=0
$$
わかりやすい説明
供給の価格弾力性は、
$$
\text{供給の価格弾力性}=\frac{\text{供給量の変化率}}{\text{価格の変化率}}
$$
で表されます。
ここで、「一定量しかなく、これ以上作れない」ということは、
価格が上がっても下がっても、供給量が変わらないということです。
つまり、
$$
\text{供給量の変化率}=0
$$
なので、
$$
\text{供給の価格弾力性}=\frac{0}{\text{価格の変化率}}=0
$$
となります。
イメージ(図の意味)
- 供給量が常に一定なので、供給曲線は 縦(垂直) になります。
- 価格だけが変わっても、数量は動きません。
例
- 限られた枚数しか存在しない希少な絵画
- 土地(特に地域全体で見た土地供給)
- 生産終了した限定品(追加生産なし)
このような財は、価格が上がっても供給量を増やせないため、供給は完全に非弾力的です。
テストで書ける答案用(短く)
一定量の財しか利用できず、それ以上生産できない場合、価格が変化しても供給量は変化しない。したがって供給量の変化率は 0 であり、供給の価格弾力性は
$$
0
$$
となる。よって、供給は完全に非弾力的である。