4章 – 理解度確認テスト3
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3.好みの変化と価格の変化は、需要曲線でどう表されるか
結論
- 消費者の好みの変化は、需要曲線のシフト(曲線全体の移動)として表される。
- 価格の変化は、需要曲線上の移動(同じ曲線の上を動く)として表される。
1)消費者の好みの変化:需要曲線のシフト
需要曲線は「その財の価格」と「需要量」の関係を示します。ここで、需要曲線を描くときには、
通常好み、所得、代替財の価格などの要因は一定(不変)だと仮定します。
したがって、消費者の好みが変わることは、価格そのものが変わらなくても需要量が変化する原因になります。
この場合は、需要曲線上の点が動くのではなく、需要曲線全体が右や左に動く(シフトする)と考えます。
例
- 健康志向が高まり、野菜を好む人が増える → 野菜の需要曲線は右へシフト(同じ価格でも需要量が増える)
- 流行が変わり、あるブランドの商品が好まれなくなる → その商品の需要曲線は左へシフト(同じ価格でも需要量が減る)
2)価格の変化:需要曲線上の移動
需要曲線は「価格が変わると需要量がどう変わるか」を表す線です。
つまり、価格が変化したときは、その需要曲線の上で、対応する需要量へと点が移動します。
このとき、好みや所得など他の条件が変わっていないなら、曲線そのものは動かず、
同じ需要曲線の上を上下(左右)に移動するだけになります。
例
- 価格が下がる → 需要量が増える → 需要曲線上で右下方向へ移動
- 価格が上がる → 需要量が減る → 需要曲線上で左上方向へ移動