マンキュー経済学Ⅰ(ミクロ編) – 5章 – 演習と応用4

4.数量が30%減少し、総収入が15%増加したときの需要曲線

問い

価格変動により、ある財の需要量が 30%減少した一方で、総収入が15%増加した。
この需要曲線は弾力的か、非弾力的か。

答え

非弾力的(inelastic) である。

理由

総収入は

$$
TR=P\times Q
$$

である。

価格変動の結果、

数量 $Q$ は 30%減少

それにもかかわらず総収入 $TR$ は 15%増加

ということは、価格上昇によるプラス効果が、数量減少によるマイナス効果を上回ったことを意味する。

これは、価格が上がっても需要量があまり減らない場合、つまり
需要が非弾力的(弾力性 $< 1$) のときに起こる。

テストで書ける答案用(短く)

需要量が30%減少しているにもかかわらず総収入が15%増加したということは、価格上昇による総収入の増加効果が数量減少効果を上回っている。したがって、この需要は非弾力的である。