4章 – 理解度確認テスト2
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2.需要計画(需要表)と需要曲線とは何か
需要計画(需要表)とは
需要計画(需要表)とは、ある財・サービスについて「価格がいくらのとき、需要量がどれくらいになるか」を
いくつかの価格水準ごとに整理して表にしたものです。つまり、価格と需要量の対応関係を一覧で示します。
需要曲線とは
需要曲線とは、需要計画(需要表)で示した「価格と需要量の関係」をグラフにしたものです。
一般に、縦軸に価格、横軸に需要量をとり、各価格水準での需要量を点としてプロットし、それらを結んだ線が需要曲線になります。
需要計画(需要表)と需要曲線の関連
需要計画(需要表)は「データの表」、需要曲線は「その表を図にしたもの」です。
需要表に書かれた各(価格, 需要量)の組を座標として打つことで需要曲線が描けるため、
両者は同じ内容を別の形(表とグラフ)で表現している関係にあります。
なぜ需要曲線は右下がりになるのか
需要曲線が右下がり(価格が下がるほど需要量が増える)になりやすい主な理由は次のとおりです。
① 代替効果(相対的に安くなると買われやすい)
ある商品の価格が下がると、その商品は他の商品(代替財)に比べて相対的に安く感じられます。
すると、消費者は他の商品からその商品へ乗り換えやすくなり、需要量が増えます。
② 所得効果(実質的に購買力が増える)
価格が下がると、同じ所得でもより多く買えるようになり、実質的な購買力(実質所得)が増えたのと同じ状態になります。
その結果、通常の財(通常財)では需要量が増える傾向があります。
③ 限界効用逓減(追加で消費するほど満足度の増え方が小さい)
一般に、同じ商品を多く消費するほど「追加で1単位消費したときの満足度(限界効用)」は小さくなります。
限界効用が小さくなる商品をさらに買ってもらうには、価格がより安い必要があるため、
結果として「需要量が多いほど価格は低い」という右下がりの形になりやすいです。
以上より、需要曲線は通常、価格と需要量が反対方向に動くため右下がりになります。