3章 – 演習と応用1
以下、経済学(E)=ページ数、社会学(S)=ページ数で書くのである。
a.生産可能性フロンティア(PPF)
1日5時間のうち、経済学に \(t_E\) 時間、社会学に \(t_S\) 時間使うと
\[
t_E+t_S=5
\]
経済学は1時間で20ページ ⇒
\[
E=20t_E
\]
社会学は1時間で50ページ ⇒
\[
S=50t_S
\]
よって \(t_S=5-t_E\) を代入して
\[
S=50(5-t_E)=250-50t_E
\]
また \(t_E=E/20\) なので
\[
S=250-50(E/20)=250-2.5E
\]
PPF:
\[
S=250-2.5E \quad (0\le E\le 100)
\]
端点は次のとおりである。
- 全部経済学:\((E=20\times 5=100), (S=0)\) である。
- 全部社会学:\((S=50\times 5=250), (E=0)\) である。
つまり、\((E,S)\)平面で(0,250) と (100,0) を結ぶ直線である。
b.社会学100ページ読むことの機会費用
社会学100ページは、社会学に必要な時間が
\[
100/50=2\text{時間}
\]
その2時間を経済学に回せば読めた経済学のページ数は
\[
20\times 2=40\text{ページ}
\]
答え:機会費用は「経済学40ページ」(=経済学を40ページ読むのをあきらめる)のである。